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超高圧ウォータージェット洗浄法の沿革と特質。2001年に発表された論文であるが、サンドブラスト法の発展とクローズド、ロボット法への発展の歴史とUltraStrip法の特質を理解するには格好の資料。 |
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1999年に発表された論文。超高圧水洗浄法もサンドブラスト法も当初のアンカーパターンを損なう事はないが、前者はアンカーパターン内の錆や夾雑物を洗い出す作用があるが、後者は逆にアンカーパターン内に微細な夾雑物を吹き込むので、下地処理後の塗料の塗着率は、前者は後者の3倍と評価されています。また、下地処理後のアンカーパターンの処理状況の評価は、拡大写真判定法が効果的との提言も行われています。 |
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1998年の文献。高圧水洗浄法では、目に見えない不純物をサンドブラスト法に比べ、完全に洗い流すので、再塗装後の塗料の塗着率が向上するとの結論で、水洗浄法、サンドブラスト法の両方を使用した後の不純物の比較表が添付されています。 |
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IHIの技術陣の手になる、日本語文献。2002年の日本造船学会誌に収録された論文。水洗浄により、塩化物、硫化物の残存量がサンドブラスト法よりはるかに少ない事、従って塗料の塗着率が向上する事、粉塵や廃棄物が少なく環境負荷が極めて小さい、ショッププライマーの活膜を有効に活用でき、防食性が向上するとの結論となっています。 |
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水洗浄には戻り錆がつきもので、塗装後の塗膜の剥離の原因になるとの通説に対して、むしろ初期から中程度の戻り錆は完全に戻り錆を拭き取った表面より塗膜が剥離し難しいという新しい見地の論文。 |
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